女性の会話や女性の声についてのマニアックな話
ガールズトークについて
男性の皆さんは、女性同士の会話(所謂、ガールズトーク)は、「何でこうなんだろう?」とか
「何でやたらこの言葉が出てくるんだろう?」と思った方も多いじゃないかと思います。
そこで今回は、ガールズトークについてマニアックな視点から掘り下げてみようかと思います。
ガールズトークは、オチや結論を求める男性の会話とは違い
たわいもない内容を共感しあうことで成り立っている場合が多いです。所謂、共感型という会話です。
そのため、会話の時間が男性では考えられないほど長くなるという特徴があります。
男性からすれば、「女の電話は何であんなに長いんだろう?」とか思ったことないですか? 私はありますね(笑)
また、共感型という会話の特性から特定の言葉が多く登場するというのも特徴です。
「う〜ん」「そうだよね〜」「だよね〜」などが代表的ですね。
「う〜ん」は、喋っている側に対して話を聞いている側が連続して発することが多いですね。
「そうだよね〜」「だよね〜」は、喋っている側が何か1つの話を終えたときに聞いている側がぼそっと発する言葉ですね。
女性の声についての考察
次に、女性の声について管理人が思っていたことを書いてみようと思います。
当方、音に携わることをやっていることもあり、このネタはいつか書こうと思っていました。(ちなみに管理人は絶対音感ありです。)
*ここからはかなりマニアックな話になりますので、興味のない方はブラウザの戻るボタンを押してくださいね(笑)
私個人としては、アニメ声や造ったような高い声よりも、低めの声の女性に惹かれます。
ただ、あまり低すぎるのもどうかと思いますけどね。
私個人として女性の声で魅力的に感じる帯域が130Hz〜200Hzくらいの範囲です。
この範囲の高さの女性の声には特徴的なフォルマントが現れやすく、
時には安心感を与えてくれたり、時には性欲をそそられます(笑)
男性が女性に話しかけたときに女性が「はいっ」と答えるときの声はどうしても高めになりますよね。平均330Hzくらいです。
女性が男性と話すときは女性の声は無意識に高くなっているように思います。
それに対して、女性同士が会話するガールズトークで発せられる声は低めであり、
個人差はありますが、おおよそ150Hz〜250Hzくらいにおさまっている感じです。
よく出てくる言葉の「そうだよね〜」の「ね〜」あるいは相槌などの「う〜ん」の声の高さは175Hz〜195Hzくらいです。
音階で言えば基準となる鍵盤中央のC3(ドの音)より低い方(白い鍵盤で3、4つ左)のファからソくらいの音(F2からG2)ですね。
彼女たちはあえてその音程を狙って声を出しているわけではありませんが、大体このくらいなんですよね(笑)
昨日、携帯電話で喋っていた女性が数秒ごとに「うん」と相槌を打っていたんですが、見事なくらいこの周波数の間でした。
180Hz付近のピッチ442くらいのファの音程が多かったかな。そんなにその音程が好きかというくらいです。
たまにちょっと低めの165Hz〜170Hzくらいのミの音程になったりしていたけど。
次は女性の声のフォルマントについてです。
フォルマントとは、倍音成分の強さなどで構成される固有のスペクトルのことです。
人によって違いますが、発音する言葉によってはある程度は特徴的なものが現れます。
例えば、女性が「はいっ」と答えたときの声のフォルマントには大きな特徴があります。
元の周波数が330Hzだった場合、その3倍音にあたる990Hzが強く出る傾向にあります。
「はいっ」に限らず女性が"あ行"の音を発したときには3倍音が強く出る傾向があるようですね。
さきほど、私個人が女性の声で魅力的に感じる帯域が130Hz〜200Hzと述べましたが、
この帯域のフォルマントを分析したところ、よく目立つのは、3倍音と5倍音ってところですかね。
2倍音や4倍音ももちろん現れていますが、これは元の音のオクターブ倍音になるので耳で聞くとあまり目立たないんです。
それに対して、3倍音や5倍音は耳で聞いても良く目立ちます。
なお、フォルマントを分析するには手っ取り早い方法として、スペクトラムアナライザーを使うという手があります。
Windows版で有名なのは、WaveSpectraあたりですね。
興味のある方はダウンロードして使ってみてはいかがでしょうか?
今回はかなりマニアックな話しでしたね。
ではこの辺で失礼します。
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